ひとりの動画投稿者を断罪しようとした話

 

 

お疲れ様です、BeATです。

この記事は動画投稿活動をしていて実際に起こった一悶着を書き綴ったものです。

予め言っておくと、全容を把握しようとするとかなりの時間を要します。

そして、面白い内容の話ではないことを伝えておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022年10月21日、Battle in Highest決勝トーナメント1戦目

BeAT vs こちゃの両視点動画が上がりました。

Twitterhttps://twitter.com/BeAT_not_beet

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Twitter: https://twitter.com/sirnightlove

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お相手氏視点は現在事情により非公開となっております。


 

内容をザックリと話すと

BeAT視点では

「お相手はこういう人。思考パターン的に考察が噛み合わないかもしれない。こういう対策をとってくると思うからこういう構築を持ってきた。やっぱり噛み合わない。エースバーンにボコられて負けた。」みたいな形。

 

こちゃ氏視点では

「BeATさんのことはよく知ってるからこういう構築で来る。予選3戦も選出からこういう展開だろう。自由枠はこういう条件を満たせるミミッキュで間違いないでしょう。こちらは相手の自由枠にまでぶっ刺さるエースバーンで。対戦も全て予想通り。うまくいきましたね、ヒーローの首を獲りました。私強いでしょう?」みたいな形。

 

バイアスがかかっているかもしれませんが、およそ間違っていないと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

両視点の動画が投稿されて、相手視点を視聴した際に自分は驚き、焦りました。

実際に対戦した後の感想戦で聞いていた話の内容との乖離が大きすぎる

 

感想戦では「構築メモがまとまっていないからあげられる情報がない」と言われ、

わからないことを質問していってわかったことが以下の通り。

 

「ドラパルトが重いことは見せ合い時点で気づいた」

ヒートロトムは受けとしてしか使ったことがないからわからない」

「自由枠のミミッキュがなんでいるのか全く分からない」

「刺さりが良さそうだから持ってきたエースバーンがなんか刺さった」

「バトンタッチも全然予想していなかった」

「BeATさんの予選3戦を考察したが、ガチのサイクル戦をしていると思った」

 

感想戦は録音し忘れてしまったのでこの場で証明することができませんが、すべて口に出していたことです。

完璧に読まれて負けたわけじゃないですが、ポケモンはこういうゲームなので、勝敗に関して文句を言うことはありません。まとまってない自分でもよくわかってなさそうな構築に負けたのだと思うと悔しくはありますが。

 

また、これらの情報が本当に正しかったかはわかりませんが、感想戦で聞いた以上はこの情報が正しいことを前提に動画を作るので、真実と異なり「感想戦ではこう言ったけど本当はこうだったんですよ」みたいなこと言われてしまったら何も信じられない。

 

 

 

 

この時BeATが怒っている点は2つ。

①動画内容が虚偽の報告になっていること

②相手を軽んじていると思えること(当事者目線だと)

 

①は対戦後の感想戦で聞いた話との乖離が大きかったところ。視聴した時に本当に焦りました。

動画を作るうえで話を少し盛るくらいならよくある話だと思いますし、動画を作っている間に考えが変わったりすることもある。こういう表現の方が面白いとか、こうした方が編集時間を削減できる、なんて意見もあるかもしれない。

他者が関わらない通常回なら、ですが。

 

ですが、もし仮にBeAT視点の動画の後語りのパートで感想戦の内容についてガッツリ触れていた場合、両視点の乖離からどちらかが虚偽の報告をしているということが視聴者の皆様の目に触れます。最悪炎上します。

自分は視聴者の皆様に楽しんでいただけるのなら形にこだわる気はないのですが、こんな形で目に触れてしまうのだけは避けたい。

結果としてBeATは動画投稿後に自分で開いた生放送で「感想戦の内容については相手視点の動画に差し障るから触れられない」と言うことになったわけで。

 

 

②については、こちゃ氏視点の動画を視聴者の皆様がどう思うかはさておき、BeATの目からはどう見ても相手をナメてかかっていて、掌の上で踊っている道化として扱ってるとしか思えませんでした。

実況動画のコラボ企画というものは、相手を過剰に持ち上げる必要こそないですが、最低限の配慮が必要だと思います。それが旧知の仲だとしても。

 

BeATの予選3戦の選出を見ての考察も、

どう考えても投稿された動画を視聴したからわかったことなのに、あたかも自分の予想通りみたいに取り上げられている。

こんなことされたら、自分が予選3戦に掛けた時間も労力も全て軽んじて扱われているとしか思えませんでした。

 

BeATがこういう人だからパーティーは絶対こんな感じで、自由枠もこう!だから解答はこうだ!っていう構成も不満でした。

実際の対戦が上手くいっているので、違和感を覚える人はいなかったのかもしれませんが、事態の裏側を知っている当事者の自分からしたらこんなのたまったものではありません。

「私上手いでしょ?強いでしょ?」って視聴者にもてはやされたい気持ちがわからないとは言いませんが、そのためのダシに使われたとしか思えませんでした。

こちらは美意識を持って戦いに臨んでいて、美学を持って動画を作っているわけで。

 

こんな扱いをされてしまうと、BeATが以前声の出演をしたA☆Known氏の「熱血!ポケモン対戦物語」で使われた演出を無断で持ってこられても、自分としては神経を逆なでする要因にしかならないわけで。

 

 

 

少し話はズレますが、対戦前の見せ合いも、ルール上「本来なら15分だが、同意があればある程度延ばしてよい」と運営から伝えられていたのですが、

実際のこの対戦ではBeATは12分程度で決めたのだが、相手は90分弱かけている。長すぎる。

当時の状況は当人にしかわからないので、実際にずっと悩んでいたのかもですし、体調が悪くてお手洗いにいたのかもしれない。

ですが、こういった信用に欠けることをされてしまうと、いらん心配かもしれなくても不正を疑ってしまうことだってある。真偽はどうあれ、これだけ時間をとればパーティーを作り直すことだってできてしまう。

企画としての見せ合いの時間設定は、そういったことを防止するために指定されているという面もあると思う。一度与えられた不信感はそう簡単には消えない。

ちなみに運営としては「通信を繋げてから、パーティーを選ぶ前段階でスクショ等したパーティーを見せ合う」という形を想定していたようで(企画書に書いてあった)、それを実現できていない自分にも非はあります。

ですがパーティーを選ぶ段階でもバトルボックスをいじったりはできるし、そもそも長時間Switchを置いとくとスリープモードに入るので通信はタイムアウトすると思います。そもそも動画に上がるパートとしては実際の見せ合いの様子なんてほとんどカットされてしまうので、こういうのを防ぐためには全てノーカット投稿しかないのですが…

 

 

 

 

 

この件を実際に口に出して相手に伝えるべきか迷いました。何も言わなければ何も起こらないので、視聴者の皆様が動画を楽しめたならそれでもいいかとも思いました。

ですが、動画を視聴してから半日ほど考えて、口に出さなきゃもやもやも残ったままだし何も始まらないと思い、相手にDMで文句を言うことにしました。

 

↓実際のDMの内容がこちらになります。

 









といった形でこの場は収まりました。

BeATがこういった形にしたのは、この企画Battle in Highestが動いている間に何かが起こるのを良しと思わなかったからです。自分がこういう事を言ったせいで、相手が心を病んでしまって大会動画が上がらない・アカウントを消してしまう等があってはならないと思いました。

 

また、BeATは実際にこれに腹を立ててこそいましたが。謝罪の心が本心であり、ちゃんと改心していい方向に向かってくれるのならそれでいいと思っていました。

なので、次回以降の投稿動画およびこれからの行動言動次第でこの案件は終わりでいい。

 

 

どういう事態になるかわからないので、Battle in Highest運営のゆっくり九郎氏にどういったことがあったか事情を報告しておくことに。

「一応運営間で共有しておく」と言われましたが、自分は「共有するのは自由ですが、現時点で視聴者の皆様の目には絶対に触れないようにしてください」と告げておきました。

 

九郎氏曰く、「運営としてなにかできることはないだろう」と言っていました。

当たり前の話、企画が最高潮に盛り上がっているタイミングで、運営が企画に水を差すようなことはあり得ないですからね。

 

といったことで、何事もないことを願いつつ、この話は終わり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、思っていました。

 

実際の動画の反響としては、この両視点を面白かったと言ってくれる声も多かったのですが、こちゃ氏視点の動画には荒らしとまでいかなくても不信感を抱くような冷たい反応のコメントが打ち込まれるようになったり、そのコメントにニコるまでついていたり。

確かに怪しいタイミングで神読みしてるし、その言い回しを不審に思うのも当然といえば当然なのですが。

 

また、友人に言われて知ったのですが、とある掲示板にも不審に思っているコメントで溢れていて「後付け動画の印象変わった。名勝負も嘘ついてそれっぽくみせてるだけなんだ」なんて声まで上がっていました。

こういった極端な言葉が視聴者の総意なはずはありません。

ですが、ここまで来てしまうと弁護のしようがありません。

 

 

なので、2022年10月27日 Battle in Highest決勝トーナメント こちゃ vs まの の動画投稿後に、こちゃ氏に通話を持ちかけました。

 

 

↓に実際の通話の音声を録音したものを載せます。長いので要約を書きます。

www.youtube.com

 

長いので要約すると、

BeATの主張としては

感想戦の内容と異なるのも、普段使わないような表現をしたことも、動画を盛り上がる要因になるから別にいい。

でも実際はコメントや掲示板で「これおかしくね?」なんて言われていて、不信感で溢れてしまう始末。

大袈裟に言えば、長きに渡って続いてきたポケモン対戦動画における、投稿者と視聴者の信用問題に関わってくる。

今後改善されるなら不問にすればいいと思ったが、ここまで来ると弁護のしようもなく、ここで自分が不問にしたところでどこかで燃えて迷惑をかけることになりかねない。

 

運営から何かすることはできないと聞いている。

こちゃ氏はDMにて「今回の処罰はBeATに全て一任する」と言っていたので、

その文面に従って、罰を3つ与えることとする。

 

1.Battle in Highestの投稿を何事もなかったように完遂し、余韻が冷めてくる少しの間も何もなかったように振舞うこと

2.全行程終了後1~2週間のうちに投稿したすべての動画を削除すること

3.今後一切のフレンド戦を行わないこと

 

 

それに対しこちゃ氏は「全て言われたとおりにします」とのことでした。

この通話はここで終わりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その数時間後、午前1時くらいにこのようなDMが飛んできました。

 

なのでこのように返事をすることに。

3つ提示したペナルティは1つを撤回とし、紆余曲折ありましたがこれにて締結。

この話は終わりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と思っていました。

その日の夜22時くらいに、ゆっくり九郎氏からこのようなDMが飛んできました。

 

こちゃ氏が運営に問い合わせ、運営を介したうえで、もう一度会話の場を設けさせてほしいとのことでした。

自分としては企画全体に迷惑をかけたくない旨は伝えていたので、「なんでわかってくれないのか」と思いつつも、前回の通話で相手の思いはほとんど聞けなかったのもあり、そういうことなら応じないわけにはいかないと思い、話を聞くことにしました。

 

 

 

後日、2022年10月30日 22時に

当事者であるBeATこちゃ両名、そこにBattle in Highest運営のゆっくり九郎氏・といも氏を含めた4人での通話を行いました。

以下に、その時の通話の録音データを載せます。(1時間超あります)

www.youtube.com

通話の録音データを丸々載せていますが、自分にとって隠すべき後ろめたいことなどないからです。

 

 

要約します。

 

こちゃ氏の言い分

・BeATのファンで、【To Be A Hero】シリーズの主人公BeATのことが好きで、そのBeATに勝ってしまったことが解釈違いだったので、主人公を撃ち滅ぼした者として相応しい振る舞いをしないといけないと思ったため、このような構成の動画を作った。

・直接不満を告げられるまで何も気づくことはなかったが、今は反省している

・「処罰は一任する」と言ったが、下された処罰が本当に適切なものか判断してほしいと思ったため、運営に相談を持ち掛けた。

 

運営の見解

・どちらかに非があるとすればこちゃ氏に非があるのは間違いない。

・ただ、BeATの提案したペナルティは「処罰は任せる」と言ったにせよ重すぎる。

・運営としては、趣味の活動であるのだから、処遇は他人に任せずこちゃ氏自身が決めるべきでは?

 

BeATの言い分

・ペナルティを与えたのは「運営が介入しない」「処罰は一任する」と言われたから与えただけで、自分が絶対的に正しいなんて思っておらず、自分が提示した処罰自体も別に適切だとは思っていない。

・所詮趣味の活動なら好きにすればいいのでは?という運営の意見が正しいと思っている。

・ああいった動画を作るのであれば、独断専行するべきではなく示し合わせるべき。

・なので、自分が与えた3つのペナルティはなかったこととしていいと思うが、企画に水を差したくないため、企画が終わり、余韻が冷めるまでは何事もなかったかのように振舞ってほしい。

・所詮は各々の趣味の活動だと思っているので、自身に処罰を与えるということならそれでいいと思う。それに対して異論を挟む気はない。

 

 

最終的な結論

・BeATの与えたペナルティは撤回。

・運営の提案に従い、処遇は他人に任せず自身で決めることに。

・その場では決まらなかったが、後日、こちゃ氏が自分に与える処罰を決め、報告する。

・これはBattle in Highest運営の総意ではない。結果として介入することになったが、個人に対して強制力を持って何かをやらせるつもりはないため、あくまで当事者間での和解である。

 

 

 

 

後日、2022年11月6日

Discordのグループチャットにて以下の文章が提出されました。

 

これに対し、自分から何か言うつもりはないため、これにて締結。

言いたいことがないわけじゃないんですけどね、面と向かって「私の動画がこうなったのはあなたが負けたのが悪い」と言われたわけですし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かなり長くなりましたが、報告は以上となります。

こういう言い方は良くないでしょうが、これは茶番です。

一人が文句を言い、それを聞いたもう一人の当事者が反省して自戒しただけの話。

周囲を巻き込んではいますが。

自分は結果として文句を言っただけなので、タイトル通り”断罪しようとした”だけに終わっています。

 

 

こんな話、聞かされたくなかった人は多いと思います。自分も公表するべきかかなり迷いました。黙っていれば自分も周囲も何も起きていないように過ごせたわけで。

何も知らなければ「楽しい動画が見れた」という記憶が残るだけで終わっていたはずです。

 

自分としては動画投稿活動を楽しくやりたいだけで、視聴者の皆様にただ楽しんでいただきたいだけで、そのために全力を尽くしてきたつもりなのに、結果としてこのような話で皆様の思い出に泥を塗るようなことをしている。

 

この一件を経て、当事者2人を見る目も変わってしまうと思うし、ゲーム実況動画というものに不信感を抱いてしまうなんて人もいるかもしれない。

この2人の対戦を楽しみにしてくれていた皆様、Battle in Highestを楽しんでくれていた皆様、ポケモン対戦動画を好きでいてくれた皆様に心よりお詫び申し上げます。

 

 

 

今回の件で、BeATの今後の活動に何か影響するということはありません。今まで通り、視聴者の皆様のために全力を尽くす所存です。

最初はこの件についての説明・質疑応答をする生放送をとる予定でしたが、やめておくことにします。

本件に関してご意見・ご感想・ご不満等ありましたら、この記事に対してコメントを書くか、BeATのTwitter( https://twitter.com/BeAT_not_beet )へリプライかDMを送ってください。誠心誠意受け答え致します。

ですが、投稿された動画を荒らす等の行為はやめていただけると幸いです。

この一件で皆様が何をどのように感じるかは予想しかできませんが、本件に関わっていない人々に迷惑がかかるようなことは避けたいです。

何卒ご了承のほど宜しくお願い致します。

 

 

この記事を見た皆様が何を想うかは自由です。

ですが願わくば全ての人に、「他者と関わりを持つことで生まれる責任」と「電波に声を乗せることで生まれる責任」を見つめ直してほしいとボクは思います。